今回私たち岡山フィルムプロジェクトの学生スタッフは、とある撮影現場に密着しました。初めてで分からないことだらけでしたが、今回の経験を書き記してみようと思います。
▶第一章 撮影の裏側
まず思ったことは、朝が早い。
世の中の人が起きてきて準備している時間帯に集合である。出勤している頃には撮影の段取りが行われている。

そして何よりも、人数が多い。
映画の最後に関係者の名前が出てくるが、長いと感じることが多々あるだろう。
今回現場に行ってみて、思った。納得だ。
なかなか映画の撮影現場を見ることはテレビでもないが、とにかく人数が多いと感じた。
次は中身について話していこう。
▶第二章 現場の雰囲気

学生スタッフが担当した仕事は、撮影で使う物品の運搬から、実際に映像に残る音出しまでさまざま。
場にいる全員に役割があり、綿密なスケジュールの元、撮影が進んでいく。
時間通りきっちりと進めていく緊張感が漂っていた。
カメラが回ると、より一層空気が張り詰める。
その空気感は、初めて撮影を見る学生スタッフにも伝わっていた。
初めてみて、学んだこともあった。
カメラアングルの調整。その他専門の機器を使った撮影技術。
学生スタッフになっていなければ、知ることができなかったことばかりだ。
▶第三章 撮影参加を終えて
「撮影の様子を、また見てみたい」
「自分のしたことがお芝居の一部だと思うと、達成感があった」
「より一層映画産業に興味が湧いた」etc…
全3日間の撮影に参加した学生スタッフからは、こんな声が聞かれた。
貴重な経験になったことは、間違いない。

15分間の映画。そのための、3日間に及ぶ撮影。
意外なほどの時間の長さが、大変さとともに、映像作品を作ることの面白さを物語っている。